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企業向けインサイト、請求グループ、サービスアカウント、セキュリティ制御の強化
世界有数のソフトウェア企業の多くが、Cursor for Enterprise を導入しています。本日リリースする新機能は以下のとおりです。
会話インサイト
Cursor は、各エージェントセッション内のコードとコンテキストを分析し、どのような種類の作業が行われているかを把握できるようになりました。これには次のような内容が含まれます:
- カテゴリ:Bug Fixes、Refactoring、Explanation
- 作業タイプ:Maintenance、Bug Fixing、New Features
- 複雑さ:プロンプトの難易度と具体性
企業プランの顧客は、これらのカテゴリを組織やチーム全体で拡張することもできます。これらのインサイトの一環として、個人を特定できる情報(PII)や機密データが収集されないようにすることで、プライバシーを保護しています。
共有エージェントトランスクリプト
エージェントとの会話をチームで共有できるようになりました。
任意のエージェントとの会話から、PR や社内ドキュメントに含めるための 閲覧専用トランスクリプト を生成できます。トランスクリプトはフォークできるため、他のメンバーも同じコンテキストから新しいエージェントとの会話を開始できます。
請求グループ
Cursor では、どこで利用されているかをより細かく可視化できる「請求グループ」に対応しました。
利用状況とコストを組織構造にひも付けましょう。グループごとのコストを追跡し、予算アラートを設定し、外れ値を監視できます。どのチームが Cursor を最も活用しているかを把握しましょう。
エージェント向けの Linux サンドボックス
エージェント向けのサンドボックスは、macOS に加えて Linux にも対応しています。
これにより、エージェントは適切に制限された範囲内で効果的に動作できます。アクセスはワークスペースごとに限定されており、不正なネットワークアクセスやファイルシステムアクセスをブロックするように設定できます。
LLM の安全性と制御について詳しくは、こちらをご覧ください。
サービスアカウント
サービスアカウントは、Cursor を設定し、API を呼び出し、クラウドエージェントを呼び出せる、人間以外のアカウント(およびそれに紐づく API キー)です。
サービスアカウントを使うことで、チームは各種インテグレーションを個々の開発者のアカウントに紐づけることなく、Cursor を活用したワークフローを安全に自動化できます。これにより、アクセス管理や認証情報の定期的な更新が容易になり、人や役割が変わっても自動化処理を継続できます。
サービスアカウントは、12/22 の週より企業アカウント向けに順次ロールアウトされる予定です。
Cursor for Enterprise について詳しくは、こちらをご覧ください。さらに詳細については 弊社チームまでお問い合わせ ください。