ビルドでクラウドエージェントの起動が3倍高速に
エージェントは、リポジトリのクローン、依存関係のインストール、インストールスクリプトの実行が完了した環境で起動すると、最も効率よく作業できます。
今回のリリースでは、Cursorがバックグラウンドで準備する、すぐに使える開発環境の複製であるビルドを導入します。エージェントはセッションごとにゼロからセットアップするのではなく、準備済みの環境で起動します。ビルドはクラウドエージェントに追加料金なしで含まれます。
起動の高速化
Cursor は定期的に環境の新しいビルドを実行します。ビルドが成功すると、以後のエージェントはその環境から起動します。Cursor はウォーム状態の複製を準備しておくため、次のエージェントを待たせません。内部では、環境の起動が10倍、最初のトークンが生成されるまでの時間が3倍高速化されています。
事前に準備できるものには、install コマンドを使ってください。エージェントに初めてプロンプトを送る際には start コマンドが引き続き実行されるため、セッション内で最新の状態が必要なサービスに集中させてください。
より堅牢なエージェントの実行
不適切なコミットや依存関係の更新で環境が壊れても、エージェントは最後に成功したビルドを引き続き使用します。壊れたビルドが有効化されることはなく、Issue が通知されるため、バックグラウンドでデバッグしている間もエージェントは作業を続けます。
ビルド履歴とデバッグ
各環境には、クラウドエージェント ダッシュボード内に ビルド タブがあります。ビルドのステータス、ログ、コミット SHA、各エージェントの実行で使用されたビルドを確認できます。エージェントは、組み込みツールを使用してビルドを確認・管理することもできます。

はじめに
新しい環境では、ビルド が自動的に使用されます。既存の環境では、クラウドエージェント ダッシュボードで対象の環境を開き、ビルド タブで Enable ビルド をクリックします。または、先に Run setup agent をクリックして移行をテストし、提案された設定変更を確認することもできます。
ビルド は手動でトリガーできるほか、失敗した ビルド をエージェントでデバッグしたり、設定可能なしきい値を使って古い ビルド をいつ更新するか制御したりできます。