Bugbot がベータ版を卒業しました
私たちは、Bugbot をリリースできることをうれしく思います。Bugbot はコードレビューエージェントとして、変更内容を自動で解析し、本番環境に入る前にロジックバグやエッジケース、セキュリティ問題を検出します。
私たちは、自分たちの PR をレビューするために Bugbot を開発しました。今では Cursor の開発を進めるうえで欠かせないコアツールとなっています。
使い始めるには、Cursor ダッシュボードの Bugbot タブにアクセスしてください。

Bugbot の仕組み
Bugbot は PR に対して自動的に実行され、変更内容からコンテキストを収集してコードの意図を正確に理解します。利用可能な中で最高性能のモデルと独自の手法を組み合わせることで、重要なバグを見つけつつ、誤検知率を低く保ちます。
Bugbot rules(BUGBOT.md)を使うと、コードベースに関する独自の知識をレビューに活用できます。Bugbot が問題を検出したら、ワンクリックで Cursor に送信するか、Web 上で Background Agent を起動できます。
ベータ期間中の成果
Bugbot のわずかなベータ期間中だけでも、すでに 100 万件以上の PR をレビューし、150 万件以上の問題を発見しました。おそらく最も重要なのは、特定されたバグの 50%以上が、PR のマージ時点までに解決されていることです。

Bugbot をチーム全体に導入している複数の企業と密接に協力してきました。エンジニアリングリーダーの声を紹介します。
Bugbot はコードレビューに費やしていた時間の 40%を取り戻すのに役立っています。トップエンジニアが開発・リリースのペースを維持しながら、品質基準を守り続けられるよう支援してくれています。
Bugbot のヒット率は驚異的です。バグを早期に検知することで、その後の大きなコスト削減につながっています。Bugbot は私たちの開発フローに完璧にハマりました。
Bugbot が検知するバグの細かさには本当に驚かされました。AI 生成コードのレビューに非常に強力で、品質への自信を持たせてくれます。
Bugbot を使った解決率は 50%を超えています。Bugbot は、人間による承認の後にも本物のバグを見つけてくれます。重大インシデント(Sev)を 1 件でも避けられれば、それだけで十分に元が取れます。

私たち自身も日々のコードレビューで Bugbot に頼っており、皆さんのチームでどのように活用されるのか楽しみにしています。